CT外来

CTの共同利用

CT装置 東芝製

当院では2011年よりマルチスライスCT装置(東芝製 Aquilion16)が稼動しています。このCT装置は、1回転0.5秒の高速スキャンを特徴としており、1回の息止めで全身の撮影が可能です。
検査時間の短縮により今までよりさらに楽なCT検査となっています。
また1mm幅もしくは2mm幅のスキャンにより高分解能CT(HRCT:high resolution CT)で、さらに精密な検査をすることができます。
このように種々の利点をもったこのCTは診療に多大な貢献を果たしております。

以上のような高性能の機能をもつCT装置を当院の患者さんのみで使用するだけでなく、広く開業の先生方にもご利用していただきたいと思います。
そのために病診連携の一つとしてCT外来の検査体制を整えております。毎日3人のCT外来枠を用意しておりますので、ぜひご利用ください。

CT外来では、検査の後、患者さんに説明し、CTフイルムあるいはCDRとその読影レポ-トをつけてお返ししています。
急な処置が必要となるような病変が見つかった場合などは、紹介していただいた先生に直接電話でご連絡しています。

CT検査予約方法

誠に恐れ入りますが、あらかじめ電話で予約をお願いします。

予約先:放射線科受付

092-565-5534(内線341)

概要

◦ 検査前の食事はしていただいてかまいません。

◦ 胆のうの検査を希望される場合は禁食していただくようお願いします。

◦ 造影検査があるかもしれない旨をあらかじめ患者さんにご説明下さい。

◦ 最終的な造影検査の是非の判断は当院の放射線科医がいたします。

◦ 参考資料として、臨床経過や検査データを添えて下さい。

◦ 検査後、CTフイルムまたはCDRと読影レポートを添えてお返しします。

◦ 検査と結果説明の所要時間は約1時間で、検査内容によっては少し長くなります。

◦ CTフイルムやCDRは、依頼元の医療機関にて保管をお願いします。

◦ CTフイルムやCDRが不要な場合、読影レポートのみとしますので、その旨ご連絡下さい。

CT検査 Q&A

1. CT検査はどのように行われるの?

CT検査は、患者さんは検査台に寝て息を止めるだけでよい検査です。検査時間は15分程度です。CT検査室内には担当者が案内します。
検査担当者の指示に従って検査台の上にあお向けに寝て下さい。検査担当者が身体の位置を決めた後、検査台は装置の円筒内に入っていきます。
検査担当者は検査室から出ていきますが、話したいときはマイクで会話ができます。検査を始めるときにはそのつどマイクでお知らせします。普通は息を吸い込んで止めるように合図します。
また検査中は身体を動かさないようお願いします。息止めを数回行います。また、単純検査だけでなく造影検査をすることもあります。検査後は普通どおりの生活ができます。

2. マルチスライスCTとは?

マルチスライスCTとは、撮影台を一定速度で移動させながら連続回転撮影し、らせん状に数枚のデータを同時に収集する方法で、広い範囲の高速スキャンができます。スキャン開始から終了までの計測データはすべて連続しており、体軸方向に連続した切れ目のないデータが得られるため、極めて高精度な任意断面変換、3次元立体表示などができます。

当院のマルチスライスCT(東芝製 Aquilion16)の特徴は次のとおりです。

  • ◦ 短時間撮影(0.5秒フルスキャン)ができ、検査時間が短くて済みます。
  • ◦ 高精度、高品質画像が得られます。
  • ◦ 画像の再構成時間が短く、検査結果をすぐ見ることができます。
  • ◦ 三次元画像立体表示、シネモード表示、リアルタイムによるサジタル・コロナル・オブリーク表示などの画像表示ができます。
3. 造影CTとは?

造影剤増強法contrast enhancement(CE)とは、CT検査において診断能を向上させるために造影剤を使用することをいいます。CEの利点は病変の検出能が向上し、病変の質的診断(病変内の病理的変化、血行動態の把握)がより容易になることです。また、病変の解剖学的構造をより明確にすることができます。 造影剤の投与方法は、一般的に静脈注射によるものです。当院で行っている静脈内投与の方法について述べます。

  • ◦ 使用する造影剤は、非イオン性低浸透圧造影剤です。
  • ◦ 体重にもよりますが成人の場合、100ml程度使用します。
  • 【 急速静注法(bolus injection) 】

  • ◦ 自動注入器を用い、検査の目的に応じた速さで注入します。
  • ◦ 注入開始直後あるいは注入しながら撮影を始めます。
4. CT検査を子供の患者さんに行う場含は?

CT検査では、体が動くと画像がきれいに撮れませんので、特に低年齢の患者さんの場合には寝ている状態で検査を行います。患者さんによって授乳だけで眠らないときは鎮静剤や催眠剤を使うことがあります。

5. CT検査にあたり注意することは?
  • ◦ 検査時には患者さんが動かないようにベルトなどで固定することがあります。
  • ◦ 検査する部位によりますがピン、ネックレス、眼鏡、入れ歯や時計などをはずしていただく場合があります。

※検査にあたっては、患者さんの理解と協力が必要です。
 先生から患者さんに検査の説明をお願いします。